ふと見た風景に こんなのがいた 2024年正月二日、みんなで鶏足山に登って今年の幸せを祈りました。そのまま笠間に出て昼げを囲み、陶芸美術館へと向かいます。何とこの日から企画展が始まるのです。うわあ、年末の準備大変だったろうなあ。公営とはいえ客商売を心得ている、偉いなあ。 茨城県陶芸美術館。陶芸の町・笠間の街を見下ろす丘の上に埋もれるように建ってます。 埋もれるように、というのはこの地下に及ぶ多層構造から。時間で変化する光がそれだけで芸術作品です。 で、企画展の前に茨城の誇る人間国宝・板谷波山と松井康成をはじめとする収蔵品の展示を堪能し、庭に再現された波山のアトリエを見ようと出たところで冒頭の「…