2008年、コラムニスト深澤真紀が造語した男性の一類型を示す言葉*1。草食系男子とも。
異性との恋愛において消極的なさまを“草食”と表現した。
2009年、ユーキャン新語・流行語大賞トップテンに選ばれた。
http://singo.jiyu.co.jp/
対義語:肉食女子
2008年、雑誌「non-no」など女性誌から注目されはじめ、“月9”ドラマ「婚カツ!」で取り上げられるなど社会現象化したフレーズ。ベジタリアンとは無関係。当時の日本経済のゼロ成長や男性サラリーマンの自信喪失といった風潮ともマッチし、ある意味、社会をわしづかみしたフレーズであった。
批判
・男性を商品化・類型化した差別用語、セクハラ用語として批判が存在する。
・雑誌『サピオ』(2010年3月10日号/2月17日発売)は、マスコミの虚報 世論の暴走「草食男子、ニート・・・我田引水の根拠なき若者論をばら撒く「元若者」たちの偽善/後藤和智」で、深澤らを厳しく批判した。
*1:2006年10月:日経ビジネスオンラインで命名