講談・落語「荒大名の茶の湯」福島正則たちの面白エピソード 「荒大名の茶の湯」というのは「難波戦記」の一部です。 「難波戦記」には大阪の陣や真田幸村のことが詳しく書かれています。 豊臣秀吉がなくなった後に秀吉に仕えた荒大名7人が団結をします。 これに驚いた「徳川家康」が荒大名7人を味方につけようとお茶の席に招待する物語です。 荒大名たちは、子供のころから戦(いくさ)に明け暮れている荒くれ者ばかりです。 茶の飲み方や挨拶を知らず、戸惑い、驚き、笑い、不安を感じて珍騒動を引き起こします。 この物語は講談にしては珍しく、頭から終わりまで滑稽な描写が続くため、落語にも移植され「荒茶の湯」などの演題で頻繁…