お題「ささやかな幸せ」 すでに3月に入って幾日か過ぎました。 イベントの雛祭りも過ぎれば、春間近の梅や桃の花が楽しめます。 大阪城公園の梅園や桃園の花も、楽しみです。 そうそう芭蕉の句に、梅の花の句がありましたね。 菎蒻のさしみもすこし梅の花 芭蕉 元禄6年(1693年)の作のようです。 「去来へ遣す」と言う前書きがあると言います。 菎蒻(こんにゃく)のさしみは、芭蕉の郷里、伊賀の料理だと解説にあります。 芭蕉と去来の共通の友人の訃報に際して、書き送った俳句のようです。 私の中では、こんにゃくは、蒟蒻の字をもって充てることが多いです。 蒟蒻のさしみと言えば、山河豚のさしみとも言われることがあり…