渡り鳥の飛来地から花見のメッカへ模様替え 不忍池のほとりを自転車で走って御徒町から帰宅。初夏になると蓮の花で満たされる池面も、今は、池の中央部分に前年の蓮の枯れ草があるだけです。 例年10月の終わり頃から東京上野の不忍池にはシベリアから飛来した渡り鳥たちが避寒と子育てのためにやって来ます。そのため夏の間「蓮池」になっているエリアは、枯れた蓮を刈り取らずそのままの姿で残されます。 つまり、蓮の枯れ草が渡り鳥の小鳥にとっては “保育園” であり、安息の場所なのです。 そんな蓮の枯れ草も、渡り鳥が北帰行をし始める毎年2月になると、池の畔から順次刈り取られていきます。渡り鳥の安息地もお役御免。3月中盤…