取り組みに困る!<3>(自閉症児篇)からの続きになります。 名古屋市での子育ては自閉症児じゃなくても、余所者には難しいかもしれない。じいじばあばがいない、頼れる人がいない、というのは、身内共同体のような地域では異質になりやすい。困っている人は自己責任が問われてしまうような地域だ。身寄りもないなら出てけと思われるような地域だ。ということで、発想の転換が必要だった。 困ったことがあった。 発想の転換というものはあるもので、名古屋のとくに下町あたりだからこそ、こんなことになっているんだと思うし、こんな状態でもおかしいと思うのは少数者でしかない、つまり地域環境の問題だ。僕だって、ずっとこの辺に住んで、…