(薔薇王の葬列アニメ21話、22話対応) (※ネタバレになっていますので、ご了解の上お進みください。) 前回68話の記事では、68話から振り返ると12・13巻が別プロットで見える仕掛けで、それがリチャードの変化と絡めて描かれている感激を書きました。68・69話や15巻は、それだけでなく、『薔薇』のこれまでの話も他作品オマージュも幾重にも重なっている気がします。しかも、それぞれ全く異なる作品オマージュがちゃんと筋に沿って見える素晴らしさ。“ああ、ここも、あそこも”という箇所が多くて、妄想部分もあるかもですがダブル、トリプル以上の重ねられ方なのは本当だろうと思います。ルビンの壺だけではなくて、なん…