”ガラス造形20年の軌跡”との副題が付いている。 常の如く、退任教員の個展なのかと思ったら然に非ず、並んでいる作品はご当人のものよりも「ガラス造形研究室」の卒業生、教員経験者、現在の在籍学生、現教員の方が多く、その数50名強。グループ展の趣きで、表現の多様性が目を楽しませてくれる。 【一階】はご当人と現在籍者・教員、【二階】は教員経験者・卒業生と、振り分けられている。 とは言え、『藤原信幸』には目を見張る。中でも〔墨流し紋「器」〕は初めて見る技法、且つどうやってものしたの、と頭の中が????だらけに。 勿論、その流麗な美しさにも見惚れてしまう。 『高橋涼香』の〔むにむにくんシリーズ「うんどう」…