【藤原顕輔 】左京大夫顕輔(79番) 新古今集 秋・413 🍁秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけさ 〜秋風に吹かれて、大空に横に細くたなびいている 雲の切れ間から、 漏れて姿を現す月の光の 何という清らかな明るさであろう。 💠 藤原顕輔 ふじわらのあきすけ 💠 左京大夫顕輔 さきょうのだいぶあきすけ (1090~1155) 正三位左京太夫にまで昇進。 勅撰和歌集の「詞華集」の撰者。 父は藤原顕季(あきすえ) 「六条藤家」として知られています。 『詞花和歌集』(しかわかしゅう)は、八代集の第六にあたる勅撰和歌集。 1144年(天養元年)6月2日に崇徳院が下命し[1]、藤…