藤谷千明『オタク女子が、4人で暮らしてみたら。』を読んだ。タイトルの通り、SNS等で知り合った30代後半の「オタク女子」が4人でルームシェアするまでのエッセイである。感想としてはやはりルームシェアは価値観のすり合わせと話し合いが重要なのだと思った。著者も言っていた通り、別にこれはルームシェアに限らないのだが。また「「言ってみるもんだね」を積み重ねる」も印象的だった。人間関係や物件探し等々それまでの積み重ねや運によるものも多いのだが、結局は行動しないとできなかったことだろう。むしろ行動によってチャンスを掴めたともいうべきか。しかし読んでもらえばわかるかもしれないが、著者の藤谷千明氏は行動力とコミ…