瀬戸市の文化センターで手嶋譲二氏の「懐かしき昭和の瀬戸」という写真展が開かれている。昭和30年第40年代の瀬戸がテーマだ。版画家の水野ア一さんと町内の御婦人方を誘い早速出かけた。 会場に入ってまず感じたのは、どの写真もきれいなのだ。手嶋氏は若い頃からカメラを持って時間を見つけては撮影に出かけていたようだ。昭和30年代と言うとフィルムの一眼レフ、ニコンかキャノンか、それとも大判のカメラなのか。やはり手嶋氏の写真を撮るセンスなんだろう。羨ましい。 中日新聞の地方版に写真展の紹介で上の写真が載っていた。蛭子湯だ。自分が瀬戸に就職し近くに下宿したので数年間はこの銭湯にお世話になったのだ。版画家の水野ア…