はしご酒(Aくんのアトリエ) その五百と三十三 「ケツゼイニ ムラガリハジメタラ キヲツケロ!」 何度も、何度も言わせてもらっているけれど、というか、あえて、何度でも、何度でも言わせてもらうけれど、真っ当な金儲けは大いに結構だが、血税に群がり始めたヤツらに、もう、未来なんか絶対にないぜ、と、コレ以上ないというぐらいブヘッと吐き捨てるように語り始めた、Aくん。とくに、そろそろ真剣に就職を考えようとしているヤングピーポーたちに、コレだけは、コレだけは言っておきたいんだ、と、鼻息も荒い。 「なんとなく、表向きは良さそうに見えてはいても、今一度、その組織を、腰を据えて、目も凝らして、ジックリと見てごら…