青森から西鹿児島まで70の行き先表示で全盛期活躍を思い出す企画 現在の車両の行き先表示器はフルカラーLED式が主流となり、字幕式は過去のものになりました。 急行列車、普通列車によるサボの交換も同様です。 方向幕やサボの役割終了は、時代の変化として受け止めるしかなくなりました。 方向幕の持ち味 しかしながら字幕式の行き先表示器(以下、「方向幕」)にはLEDにはない、それなりの持ち味がありました。 列車の終着駅では、折り返しの新たな行き先となるコマになるまで、ホーム上でいろいろな行き先を見ることができます。 その究極が国鉄時代の12系客車でした。 青森から西鹿児島(現、鹿児島中央)まで計70コマ、…