右翼と言えばいろいろなイメージが湧いてきますが、かつての右翼テロで暗殺をしたり、街宣車で大音量で軍歌などを流していたり、また最近ではネトウヨという存在もありました。 しかしそれぞれがどういう系譜でつながっているかということも分からず、何やら危険そうで調べることすら恐ろしい感じもしていました。 そういったものを教えてくれるのが本書かもしれません。 「戦後史」と題名にありますが、本書記述は戦前の「日本右翼の源流」から始まります。 血盟団から右翼テロといったことを知らないでは戦後右翼に話を進めることもできないでしょう。 しかし敗戦により戦前の右翼の系譜は断絶し、多くの人々が自決をしました。 ところが…