西東京市の文化財の一部を説明する行田健晃さん(右) 「文化財が語る西東京市の江戸時代」と題する講演会が11月24日、西東京市郷土資料室であった。 東京文化材ウィークに合わせて市教育委員会が主催し、約20人が参加した。 講師は成蹊中・高校教諭で市文化財保護審議会委員の行田健晃(ぎょうだたけあき)さん。 行田さんは江戸時代の西東京市を知るキーワードとして「武蔵野台地」「青梅街道」「玉川上水」「鷹場(たかば)」を挙げ、田無村を中心に商業の発展などをたどった。 市内には国や東京都の指定したものを含め63件の文化財がある。行田さんは田無村名主の下田半兵衛にまつわる「稗(ひえ)蔵」「養老畑碑」「養老田碑」…