京都市北区にある、京福電鉄北野線の北野白梅町駅。 この日は、久々に参加する京都モダン建築祭を活用して、衣笠山の麓に広がる衣笠の街を歩いてみました。 駅の少し南にある「衣笠会館」。 元は、明治時代の紡績会社であった京都綿ネル創業者の一人、藤村岩次郎の自邸の一部です。 煉瓦建築ですが、木の隙間から、黒い瓦屋根がわずかに覗いていますね。 藤村は、広大な自邸に隣接して4,200坪もの住宅地を開発し、「衣笠園」と名付けています。 衣笠園とその周辺には、小説家・志賀直哉や日本映画の父・牧野省三が住んだほか、堂本印象、山口華楊、土田麦僊、木島櫻谷ら多くの日本画家が集まり、「絵描き村」が形成されていきました。…