古本屋の100円均一本ワゴンで有島武郎の「生れ出る悩み」を見つけ、中身を確かめずに買って帰宅、本を開くと・・アリャ、ページが開かない。つまり未断裁本(三方アンカット版ともいうらしい)でした。復刻版であることは表紙を見て分かっていましたが、中身をよく見ると文字も昔の活版印刷です。つまり、1918年(大正7年)に発行された初版本をリアルに再現(複刻)した本でした。もう100年以上前の発行になります。(復刻版の発行は2002年) そうだったのか・・100円で良い本に出会ったと喜んだのですが、未断裁も複刻なのか?もしや、単純に製本のミスではないのか?。いまどき、全193ページをいちいちナイフで切り開く…