誰でも歳をとる。 「いずれ行く道」と、母に接しながら自分に言い聞かせる。 藤井風さんは「親の幸せな顔を見ること」が願いだと、臆面なく言う。 親との確執に悩む人にも「明日死ぬと思って親に優しくしてあげてください」と言う。 ブレないなぁ。 これまでの私の人生では、年並に信仰に接する機会があった。 聖書や経典、説法や小説で、生き方・考え方を学んだこともある。 それらが素晴らしいのはわかるけど、ろくに身につかなかった。 何故か。 実践する人を目にする機会がなかったからではないだろうか? 私が目を向けなかっただけだが、いくら私がひねくれていても、真に心に響けば、も少しこの身に馴染んでいたんじゃないか。 …