京都には古刹名刹が数多あり、今年の満月(中秋の名月)は10月6日(旧暦8月15日)には観月の儀式が行われた。観月台がある東山高台寺、洛北の下鴨神社、桜の名所でもある平野神社、祇園祭で有名な八坂神社などなど枚挙にいとまがない。そして、大覚寺は日本三大名月観賞池のひとつである大沢の池に船を浮かべ、夜空に浮かぶ月と池面に移る月の二つを愛でる「観月の夕べ」が催され、名月を観賞したので報告したい。 大覚寺は嵐山の渡月橋から北へ2キロの場所にあり、嵯峨天皇が離宮として使った大きな寺である。その寺の本堂に隣接している大沢の池は一周500メートルほどで、これが1200年ほど前の人工の池であると聞くと驚く。また…