江戸時代の趣を今も残す 武家屋敷が軒を連ねる秋田屈指の名所 秋田県仙北市の角館では、 毎年2月13日、14日、旧暦「小正月」の行事 「角館の火振りかまくら」が 主会場を始めとし角館町内各所で開催されます。 「かまくら」と言っても、 同じ秋田県内にある横手市で開催される 「横手のかまくら」とは全く異なるお祭りで、 ドーム型の「雪洞」はありません。 「角館の火振りかまくら」は、 雪で作った「竈」(かまど) に 薪を入れて燃やすことから始まり、 高さ5m位の長木に稲藁などを巻き付けて 雪に立てた「天筆」(てんぴつ) に火をつけ、 正月の松飾りやお札、門松などを焚き上げ、 一年の無病息災を祈願します。…