シリーズ第6弾。主人公の一葉が亡き祖母の代わりに連句の会『ひとつばたご』に 通い始めて早くも二年半。連句のおかげで縁がどんどん繋がって、今回一葉は、連句の 大会で知り合った大輔さんの写真の雑誌に父と共に協力することに。出来上がった 雑誌は、創作文芸サークルの大きな即売会「文芸マーケット」で売り出すのだと いう。雑誌には、父が若い頃に撮った坂道の写真を載せることになり、写真という 共通の趣味から、父と大輔さんは気が合っているようだった。一葉のイラストも 載せることになり、大輔さんとの打ち合わせも増えて行った。雑誌作りや、文芸 マーケットへの参加を通して、一葉は自分が本当は何がしたいのか、この先の…