シリーズ第四弾。亡き祖母が通っていた連句会『ひとつばたご』に、祖母の代わりに 月に一度お菓子番として通う傍ら、ブックカフェで働き始めた一葉。歌人の久子 さんと小説家の柚子さんによるトークイベントが好評を博し、今度は短歌の書き方 指南のイベントを開くことになった。しかも、そのイベントの企画を一葉が任される ことに。責任ある仕事に尻込みする一葉だったが、前へ進む為にも引き受けることに。 そんな中、一葉は、『ひとつばたご』主催者の航人さんの過去にまつわる情報を 柚子さんから打ち明けられて――。 今回は、いつものように『ひとつばたご』で参加者たちが連句を作る様子も描き つつ、一葉が手掛ける短歌のイベン…