始めにお断りしておきたいのですが、決して揚げ足取りの記事でも、上から目線的な意味合いも全くありません。 昨今の、余りにもひどい言葉の使われ方に、自戒も込めて一筆投じたいが故の事です。 言葉、言語は、国の宝物だと私は思っています。 私の意図をご理解の上、長文ですがお読み下さい。 日本の化学者でありノーベル化学賞を受賞した野依 良治(のより りょうじ)さんは、「日本には、美しい言葉をはじめとする固有の文化、誇るべき伝統があり、今後、国家としてその質を維持し、さらに高める工夫が必要です。」と述べておられた。 (2014年、独立行政法人理化学研究所のSTAP細胞に関わる不正論文事件時に理事長を務めてい…