日経新聞の記事によれば、証券アナリストによる株価や業績の予想がない銘柄は日本株の7割に達するらしい。時価総額の大きい銘柄に調査の対象が偏る傾向が強まっている。インデックス投資が広まっていることも背景にあるのかもしれない。 調査対象とされないのは企業側に魅力がないと思われていることもある。確かに成長できず業績が伸び悩む企業は多い。特に東証グロース上場銘柄は酷く、上場そのものがゴールかのような企業であふれている。 こうした中で、よく見れば魅力がある企業すらも注目されなくなっている可能性がある。時価総額が大きい銘柄に注目が集まり、なおかつインデックス投資の広がりによって個別の中小型株が放置されている…