なりたかったのはこんな自分じゃない 欲しかったのはこんな現実じゃない そういって嘆く私に「いつも不満ばかり言っている」と君は言う 君の言うその不満というのは誰かが悪い社会が悪い そういうことじゃない 君の言うその不満というのは私が私を責めているということ 私が自分の思っているような自分の抱いているような理想の自分自身になれていないと苛立ち怒りを感じ自分の理想の人生を歩めない自分を許せなくて こんな自分なんて許せないとこんな自分になりたいなんて望んでいないと 不満を言っている そういうこと 君に言われて確かにそうだと気が付いた 自分自身を責めていた 自分が自分を責めていてはなりたい自分になること…