生まれたときにすでに死ぬことは決まっています。 長く生きて余命約100年の宣告を受けているみたいなものです。 人生の始まりは死を目指して出発しているといっても過言ではありません。 そう思うと人生は死ぬために生まれてきたと思えます。 じゃあなんで生まれるんですか? お母さんのお腹の中にいるとき、心臓が動いて目ができて足ができてと胎児は成長していきます。 お腹の中にいたら目も必要ないし、手足も必要ありません。 じゃあなんで体が作られていくんですか? それは生まれてから必要になるからです。 お腹の中にいる胎児は十月十日の間、誕生を目指して成長します。 つまり胎内生活のゴールは誕生の瞬間といえます。 …