「正義の戦争」で死ねば、 天国で神様から褒美がもらえる。 つまり敵は、自分たちは死んでも死なないとおもってる。 神国日本のため死んで、 靖国でまた会える。つまり味方も、自分たちは死んでも生きてるとおもってる。 敵も味方も、同じ シナナイ妄想 に縋すがりつき憑とりつかれてる。 そして、ハイテンションで殺害し合う。 一たび人身を失いつれば、 万劫にも復せず。(親鸞 顕浄土真実教行証文類・行 楽邦文類)死んだらあの世に引越して生き続ける という、何千年も語り継がれるアホ話。 口に出さなくとも普段日常から「自分は死なない」と密かにおもってる。 戦争時に、その妄想がまざまざと顕れ、けたたましく叫ばれる。…