文章指南の本はたくさんあるけど、これは個性的かつ説得力のある本です。著者は電通に24年勤めたコピーライターで退職しては「青年失業家」と称してフリーで仕事をしている。どれだけ稼いでるのか不明なれど、ちゃんとメシが食えてるのなら大方のサラリーマンには憧れの人ではないでせうか。 CMづくりは一語、一文字をゆるがせにできない仕事ゆえに駄文は書きたくない、書いてはならないという思いが紙面にあらわれており、言いたいことを最小限の文字数で伝えることに留意したという。しかし、そう言う割りには親切丁寧な書きぶりのところもあり、何度も何度も推敲を重ねたのではないかと想像しました。日常的にブログを投稿している人には…