「自分はなにも出来ない」と思う気持ちがやめられない。 「なにも出来ない自分はダメだ」と思ってしまう。 「ダメな自分はなにも出来ない」という無限ループに入っていく。 真面目な人間ほど、休みの日はそんな「無力感」に陥りやすい。 そして、「おひとりさま」ほど、そうなりやすい環境にある。 「無力感」のその根底には、「自分が嫌い」という思いがびっしりと根を張っている。 そして、その根は延々と自分を嫌いになる要素や状況を吸い寄せ、 最初は小さな種だった「無力感」が、みるまにおどろどろしい大木に育っていく。 「無力」というのは「力が無い」ことではない。 自分の無限にある力に「制限をかけている」だけなのだ。 …