個人的14歳向け課題図書 中学二年生の甥っ子に、姉が手を焼いているらしい。学校のプリントを失くしたとか宿題を放ったらかしにしているとか、親としてヤキモキする気持ちはわかる。一方で祖父母や叔母(私)の前でそういう話をされて、余計にふて腐れる甥っ子の気持ちも。こういうとき、どちらか一方に肩入れすると話がこじれがちだ。「夏休みの宿題、読書感想文だったら私が見てあげようか」 話の方向を少しずらすつもりで言ってみると、「……よろしくお願いします」 私や姉が中学生だった頃と比べれば、全然素直じゃん。かわいいなあ。 そんなわけで、差し当たって甥っ子にオススメの本をいくつか見繕う、というのが私の宿題になったの…