警視総監

みんなの心に輝く学校をめざして（２３）－平成２１年３月１日 ◇全校集会（２月６日＜苦しさも楽しめ＞） 私が入門している道場では、週に１回、特別練習をします。冬場の特別練習はとても苦しく、ふらふらになってしまうこともしばしばです。この練習には中学生以上が参加できます。最高齢の参加者は７０歳です。仲間がいるからこのきつい練習に耐えられる、生きているから味わえると、６６歳の先輩は、この練習を楽しいと言っています。苦あれば楽ありとか、苦しさを乗り越えてこそ真の楽しさを味わえると言われたりしますが、「苦しさそのものを楽しむ」気持ちは大切であると思います。 ※「艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉にす」、人は…

jisuinigate.hatenablog.com （続き） 「登場人物の誰にとっても手紙はその人物の無意識です。手紙は、あらゆる結果を伴った無意識なのです。つまり手紙という象徴が循環するそれぞれの段階で、それぞれの人物は別の人間になるのです」（『自我』下巻38頁） ここからは立木康介「「「盗まれた手紙」についてのセミネール」のためのノート」の訳を中心に参照することにする。ラカン論文からの引用部には段落を付す。 セクションⅢ（王妃） このセクションでは第二の主体（神経症的主体）である王妃のポジションが論じられる。本作では手紙の送り主や内容については何も語られない。 「恋文であろうと陰謀の手紙…

人間の経験、まさに主体の経験である経験、主体を実在させる経験の本質的な部分は、象徴の出現の水準にあります（『フロイト理論と精神分析技法における自我』下巻77頁） 「「盗まれた手紙」についてのセミネール」は1956年に発表された。日本語では弘文社『エクリ』で読めるが、今回は日本ラカン協会『ジャック・ラカン研究 No.14』に掲載された若森栄樹の訳と『同誌 No.23』掲載の立木康介の解説と訳文（「「「盗まれた手紙」についてのセミネール」のためのノート」）を参照する（以下敬称略）。 「「盗まれた手紙」についてのセミネール」は5つの章でできているが、立木の整理によれば、7つのセクションに分かれる。段…

警察小説を座椅子で このところ今野敏(こんのびん)の警察小説シリーズを立て続けに読んでいる。この作家を知らなかった。我が家の相棒がインターネットで市立図書館から借りてきた｢隠蔽捜査｣を読んだら、なかなか面白かった。その設定や展開を飽きずに読むことができた。それもそのはずで、いくつかの文学賞を受賞してテレビドラマ化もされていた。私は朝ドラや大河ドラマ以外はあまり見ないが、新聞のテレビ欄などでこの題名を見たような気がしてきた。 主人公の竜崎伸也警視長は使命感と正義感を持つ警察官僚。いわゆるキャリア、東大卒の国家公務員Ⅰ種採用者である。そして、昇進を目指すことを当然としているが、それは職責を果たすた…

リベラル２１ 秋篠宮家の進学問題（小川洋*1） 以前も小川の時代錯誤な「皇室認識」を 首相を今時「天皇の臣下」と言い出すリベラル21のバカさに心底呆れる（9/29分） - bogus-simotukareのブログ リベラル21のアホさに心底呆れる（2022年2月26日分）（副題：小川洋の天皇崇拝右翼ぶり＆阿部治平の反共主義に呆れる） - bogus-simotukareのブログ リベラル21のアホさに心底呆れる（2022年3月16日分）（副題：小川洋の天皇崇拝右翼ぶりに呆れる、ほか） - bogus-simotukareのブログ で批判しましたが今回も同様です。 第一に「悠仁君*2の筑波大進学…

「この混乱の原因が全部先輩のせいってことなんですか！ 先輩は全ての警察官を代表して戦ったんですよ。そんなの納得できません！」桜の声が捜査本部に響いた。 「誰が全部あいつの責任だなんて言った！ あいつだけじゃない、俺だって、俺の上だって、そのまた上だって責任を負うんだ。いいか、今俺たちが置かれた状況はそんな生易しいもんじゃないんだ。国会にまで飛び火して、警視総監が国会で釈明せにゃいかん状況になってるんだ。誰かが責任を負わなきゃいけないんだ。あいつはまさに当事者だ、あいつは全国民の前で警察の代表としてツァラトゥストラと戦い、そして負けたんだ」近藤はデスクの前で怒りに顔を染めている桜に向かって怒鳴り…

1992年発表の本書は、以前「人体密室の犯罪」を紹介した由良三郎の科学捜査もの。作者は「医学英文語法」などの学術著書もある高名な細菌学者で、62歳で「運命交響曲殺人事件」でミステリー作家デビューをした。デビュー作が「第二回サントリーミステリー大賞」を受賞、以後10年ほどの間に20冊以上の長編と「ミステリーを科学したら」などの論説を遺した。 本書は発表当時、革新的な進歩を遂げていたDNA検査技術を背景にしたもの。DNA鑑定そのものは1984年頃に確立した技術であるが、古い検体や微量の検体では鑑定できなかった。それを検体からDNAの一部を取り出し、これを「培養」しての鑑定が可能で精度も増す技術「M…

ポー「盗まれた手紙」を読んでいることはラカンのテクストの前提ではあるが、あまりに不親切であると考えを改め、あらすじをまとめる（新潮文庫、巽孝之訳）。結末まで書いてある。「盗まれた手紙」自体は短い作品なので、読み終えるのに30分もかからないので実際読む方がいいかもしれない。 ※ 舞台は１９世紀、パリ。語り手の「わたし」と友人であるC・オーギュスト・デュパンの対話が作品の基本構造である。「わたし」がデュパンから語られる話を聞く、という語りの形式を取る。二人が書斎でパイプを燻らせているときに、旧知のパリ警視総監G氏が部屋に突然入ってきて、「単純で珍妙な」事件の相談を受ける。警視総監から事件の概要を知…

2024年12月11日に中王区の新譜「.言の葉党」が発売されました ヒプノシスマイクの7連続CD企画もこれでラストです。1年間毎月新曲と新ドラマが発表されてヒプマイのおかげで今年は本当に楽しかったな… 中王区は「あれ」に似ている ところでみなさんは中王区、お好きですか？ 当初は男性声優キャラクターラッププロジェクトだったヒプノシスマイクに途中から中王区という女性3人が参戦したために賛否両論が巻き起こったのも今は昔。もう本当に中王区が心底苦手という人はすでにヒプマイから離れているような気がする。 私は中王区がかなり好きなんだけれど、中王区というのは推し方に注意が必要なディビジョンだとも思っている…

「新宿スワン」や「東京卍リベンジャーズ」を描いた和久井健先生の最新作「願いのアストロ」。隕石が降り注ぎ、人々は「アストロ」という謎の力に目覚めた！浅草の極道・世剣ヒバルは、跡目争いをする義兄弟たちをアストロの力でまとめ上げることができるのか！？今回は、第20話・第21話についてレビューします！ huluでは「新宿スワン」のドラマや「東京卍リベンジャーズ」のアニメなども好評配信中！ 【願いのアストロ】前回までのあらすじ 「アストロ狩り」をしている獅鷹（シオウ）を成敗するという寅三（トラゾウ）。 ヒバルは獅鷹の意志を確かめるため、寅三とともに六本木に行くことにしました。 奪ったアストロを保管してい…

引用：Netflix7年前にやり残した仕事を終わらせようと準備を進めるサム。だが過去の記憶が彼を悩ませる。一方ウォレスは中国の特使との内密の会談に臨む。以下、ロケ地ほか。

🌟きょうのトップニュース 中山美穂、6日午前に渋谷区の自宅浴槽で死亡しているのが見つかる。54歳。 関係者が110番通報。 『私が出逢った中で一番美しい女優さんだった。パリにも遊びに行った。エッフェル塔を見て駆け出したのんちゃん（まだ小さな私の娘）を、抱き上げてほっぺにキスしてた。タンゴもふたりで踊った。慶応にもお見舞いに来てくれた。日曜の真っ暗な待合室で、中山美穂がひとりで、病室から出てくる私を待っていた。「えっちゃん」って呼ぶ、あの声をもう聞けないのか。美咲とアオイをありがとう。美しい思い出しかない。泣き続けるよ』（北川悦吏子氏） 🌟政治 『選挙戦略暴露のPR会社社長「note削除文言」一…