京都の鞍馬寺は平安の昔から洛北の守護神として信仰が厚い寺とされています。 市内の出町柳駅から京福電鉄(今は叡山鉄道かな)で鞍馬駅まで行き、その後は中腹のお寺まで上がるケーブルカーがあります。が、そのときはケーブルカーには乗らずに徒歩で登ったと思います。 ところが、お寺に上がってみると、ちょうど本殿が再建工事の真っ最中で、ぜんぜん拝観できない状態になっていました。実は、本殿はずっと以前に焼失したまま25年間ぐらい復旧されず、そのころようやく工事に入ったところだったようです。そんなわけで、建物全体がシートで覆われていたような記憶だけが、おぼろげに頭に残っています。 当時はインターネットなどないので…