象られた力 作者:飛 浩隆 早川書房 Amazon 「象られた力 飛浩隆」ハヤカワ文庫JA 『デュオ』『呪界のほとり』『夜と泥の』『象られた力』の四篇。 「自生の夢」を読んでから買い集めていますが、もう困惑するくらい面白い。 自分なりに受け取った世界観を大雑把にくくると、ミステリ、冒険活劇、神話と恐怖譚、カタストロフィ。特に後半二篇は大好きです。 たぶん、著者が記述していること(理論や現象)の7割くらいしか理解は出来ていないと思うのだけど、書かれた文章を貪り読まずにはいられない。 読み手の私がぼんやりとしか受信出来ないのが残念ですが、発信されている世界観はカッチリとクリアで詳細、そして詩的。 …