学者などが研究熱心なあまり、現実社会と疎遠になったときに使われる言葉。また、そのような状況に居る人物を揶揄する表現。 サント・ブーブ(Charles Augustin de Sainte-Beuve 仏、文芸評論家・詩人・小説家1804-1869)が、詩人ビニー(Comte Alfred Victor de Vigny 1797-1863)の態度を批判して使われるようになった。 日本には、厨川白村が紹介。
目次 私の財産告白 私の略歴 自序 私の財産告白 一、貧乏征伐と本多式貯金法 今日の「生活白書」 貧乏征伐の決意 本多式「四分の一」貯金 ブレンタノ博士の財訓 月給と利子の共稼ぎ 三十株から山林一万町歩へ 二、金の貯め方・殖やし方 大切な雪達磨の芯 金儲けは果たしてケシカラヌか 同僚から辞職勧告を受ける アルバイトの産物 貯金から投資へ――時節を待つこと 本多式株式投資法――の要領 自然の力にまつ山林投資 二万円が五千万円に 三、最も難しい財産の処分法 財産蓄積に対する疑惑 子孫の幸福と財産 秘められた安田翁の大志 自我と財産家の悲哀 二杯の天丼はうまく食えぬ 一新された新人生観 四、金と世渡…
劇団肋骨蜜柑同好会の公演『象牙の塔(がんばったがダメ)』を観たので感想を書きます。『塔をたてる』という二本立て公演の一本。残念ながらもう一本は観られず。 1947年、後に田瓶市と呼ばれる土地。デビュー作の上梓以降執筆が止まっている作家・清田洞翁。彼がなぜここに暮らし、小説を書くことをやめ一人だらだらと暮らすことを選んだのか。それが浮き上がっていく60分の短いお話。
「悪霊を追い出して病気をいやしていただいた何人かの婦人たち、...そのほか多くの婦人たちも一緒であった。彼女たちは、自分の持ち物を出し合って、一行に奉仕していた。」(ルカ8) イエスの宣教は、名も記されていない女性たちに支えられていました。その存在を忘ることがありませんように。 『by・片柳神父様』 「ロレートの連祷 」 主よ、私たちを憐れんでください。 キリストよ、私たちを憐れんでください。 主よ、私たちを憐れんでください。 キリストよ、聞いてください。 キリストよ、 慈しみ深く私たちの声を聞いてください。 天の父なる神よ、 私たちを憐れんでください。 世の救い主である御子なる神よ、 私たち…
ブランダム 推論主義の哲学: プラグマティズムの新展開 作者:白川晋太郎 青土社 Amazon 白川晋太郎『ブランダム 推論主義の哲学:プラグマティズムの新展開』青土社、2021年
GR IIIx 2023 春 大学生の頃、暇で暇でどうしようもなくなって、下宿でゴロゴロするのにもうんざりした時に、何をしたかといえば本屋に行った。立ち読みしたり、背表紙を眺めたりしながら店内をうろうろした。主な情報源はテレビと紙媒体だったから、ただ待つだけでは欲しい情報が入ってこない。本屋に行くのは情報収集活動であった。 当時はネットで暇を潰すという概念がない。PCやMac(※)を持ってるのは極々少数派だ。SNSどころかブログという言葉もない。そもそもインターネットが一般的ではない。携帯電話など誰も持ってない。固定電話も皆が持っていたわけではない。ああ、すなわち、通信手段がない奴もいた。ノー…
更新が遅くなることからも分かるように、だらしなく時間を過ごしていましたね…。 運動量は落ち、読書や絵の練習もいまひとつ続いていない。体調崩したとか、それらしい言い訳はあるけど、大半は面倒くささや、そういったタスクの放置している事実から目を背けるように、さらに放置を重ねる悪癖から来ている。このブログの更新が遅れたのも、その悪癖に起因している。 タスクなんて言ってるが、結局は自分が勝手にやっていることなので投げ出してもいいんだけど、こういうのに向き合うのも社会性だろうし、観念して書くことにします。いつも通り項目立てて行くゾ。ちょっと9月前半の話も混じってるかも。〇健康 8月上旬は体調を思いっきり崩…
Fashion Weekでゴミ袋被ったインチキ野郎が勝手にランウェイを歩いたんだけど、客は全く気付かず。これが最先端のファッションだと思いこんだのは非常に滑稽である。pic.twitter.com/3YWfSBYp8R— 関 泰久🌗 (@Campaign_Otaku) September 13, 2023 これについたQTコメントは、「マジで誰も何も理解してないのに何かをありがたがってるの、もはや宗教よな。」「こんなもんやろ」「いかに世の中の「識者連中」の感性がアレだって皮肉だなw」「めっちゃソーカル事件ぽくて素敵(笑)」「現代アート美術館の床に誰かがメガネを置いたら、皆んなアートだと思って写…
Chapitre VI, 3ème partie - L'Arche : l'alliance des mondes - Site de lepopeedelaconscience ! 第VI章 第3部 アーク:世界の盟主 デビッドは、真の錬金術に出会うため、体験の核心に踏み込んでいく...。 私が生きている間に起こった出来事は、自分が主体となっている捕食のゲームをより深く発見するよう私に強いる。 私は、STS の主権者の掌握の完璧さと確実性に驚かされることに注目します。 警戒心が目覚め、ごまかしを追求すると、信じられないほどの洗練さが私に明らかになります...私は囲まれているように感じます、…
今日は英国の偉大な経済学者リカード没後200周年です。リカードの業績は貨幣理論から公債の中立命題まで非常に多岐にわたりますが、最も有名なのは比較優位の原理に基づく自由貿易論でしょう*1。 貿易パターンを決めるのは絶対的な生産性の高さの違い(絶対優位)ではなく、相対的に得意なものの違い(比較優位)です。例えば、先進国は途上国よりもあらゆる財・サービスを効率的に生産できるかもしれませんが、だからといって、全ての財・サービスを自国で生産するのは賢明ではありません。例えば、農作物の生産を増やそうとすれば、その分、土地や労働者が必要になり、他の部門に使うことができる土地や労働者は少なくなります。農業生産…
ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム 目次 まちがったことに上達する どんなジョブのためにそのプロダクトを「雇用」したのか 第1部 ジョブ理論の概要 朝のミルクシェイク マーガリンのレジュメ ジョブ理論とイノベーション ■章のまとめ 何をではなく、どう考えるか ジョブの定義 ■進歩 ■状況 機能面、社会面、感情面の複雑さ ジョブとは何か ジョブでないもの ジョブを見きわめるには ■この動画に記録されるべき要素 競争の勢力図の変化 ジョブ理論の限界 コペルニクス的転回 ■章のまとめ ■リーダーへの質問 無と競争する ジョブの適用範囲は深くて広い B2Bにおけるジョブ 価格2…
日記 日に日に英語の勉強に対するモチベーションが高くなってきている。このモチベーションというものは、バイトしてない罪悪感に似た感情をエネルギーとし、皆が夏休みらしいことしてる時間を貪りながら増大している傾向にあることが象牙の塔による観測により得られた情報である。 勉強の内訳について、金フレーズと久々の英語耳などが占める。昨日の先行研究により金フレーズは50単語/日のペースが理想的(ideal)であると分かった一方で、第一の目標としていた400単語分、「600点の基準となる単語」の暗記は一通り終わったので今日は復習をしたのと次の300単語のうち50単語を一通り見た(見るだけでも心理的ハードルが低…
先日、大学時代の恩師にお会いした。 お元気そうで何よりだったし、お話しされる姿は当時のままでとても懐かしく感じられた。 先生はあと数年で定年退職されるらしく、これから大学院に入り自分のポストに収まらないかと私に勧めてくださった。おおかた冗談だろうし、数年で先生の域に達するなんて土台無理な話だ。けれど、そうおっしゃっていただいたことに甚く感激した。本気で大学院に進み、研究職の道を歩みたいと考えたくらい素敵な提案だ。 研究職にあこがれる理由は何もそれだけではない。森博嗣氏の小説『喜嶋先生の静かな世界』にも素晴らしい研究者が登場する。主人公は深遠な学問の世界にいざなわれ、没頭していく。 大学院生の日…
文字霊日記・3337日目 心象残像・・・白春の心響残響・・・★を探して文字も起こせず ↓↑ 頓挫(トンザ)・・・挫折・蹉跌・・・青春の心象の残像? 頓(とみ)=屯+頁 にわかなこと・急なこと・また、そのさま 頓に 急に 俄に(にわかに→似和歌爾)・・・俄西亜 いちずなさま・ひたすら 完全にその状態であるさま 向こう見ずなさま 強引で粗暴なさま ↓↑ 嵌頓(カントン) 腸管などの内臓器官が、腹壁の間隙(カンゲキ)から 脱出し、もとに戻らなくなった状態 嵌頓ヘルニア ↓↑ 「嵌」 嵌=山+甘+欠 山+甘+丿+乛+人 カン あな けわ(しい) ちりば(める) はめこ(む) は(める) ほらあな 山や…
歴史 政治 法 社会 経済 学術で為せる事 象牙の塔 歴史に学ぶ 大日本帝国とロシア 中国 人間の知能 アダムスミスとケインズ 為政者と労働者と生活者 体制と制度の批判 評価 世界標準と普遍価値の幻想 人に仕える 人を養う 人を誑かす 自律する癌細胞 理想 空想 構想 科学 宗教 哲学 頭の中で悦に入る 身体中傷だらけ 生存本能と承認欲求 学び直し 人間社会の流れ 学者も為政者も憲法も要らない多様な生態系 言葉でモノ コト トキを奪う者 実体験に裏打ちされた人間性 知性が全て 世界の指導者 権力者 有閑階級 何を学ぶや 人生経験は80億通り 教えは悟りに繋がらず 地位は人を造るか 人が世界を織…
読書ログ(<書籍紹介) 『白い巨塔が真っ黒だった件』 大塚篤司(著),幻冬舎 ~アカデミア・医学部教授になりたい人に~ <目次> 1.【こんな人におすすめ】 2. 感想など ChatGPTによる感想まとめ 3. 最後に Twitter(@otsukaman)でも情報発信をされているのでご存じの方も多いと思います。大塚篤司先生の著書『白い巨塔が真っ黒だった件』の読書ログです。 タイトルの白い巨塔ですが、ドラマで話題となったように象牙の塔(ivory tower)とも言われ、学者の現実(俗世)離れした世界のことも意味します。その白い巨塔が真っ黒だったということです。どのように真っ黒であったのか気に…