母は亡くなって20年その後の見られなかった世界とても会わせたかったな息子の嫁さんと元気な孫たち ストーブの上の煮しめの大きな鍋昆布だしの醤油の臭いがただよう今でも醤油味の煮物のかおりで年の暮れを思い出してしまう 普通は会社に依頼する私のは母の手縫いの浴衣今も丹前下として使っている 釣銭を返さず怒られた亡くなった後に出てきたなつかしい釣銭入りの財布 部屋に飾ってる母の写真控えめに笑いながらお前は頑張っているかと聞いてくる 居間や庭の草花が大好きで母がそばで見ているように今年もたくさんの花が咲いた お墓や神棚に向かい合うと思い出が頭の中を駆け巡り私の中では生き続けている