今では日常的に報じられ、特にゴールデンウィークなどの大型連休時には目立つのが―― 「インバウンド(外国人訪日客)の増加で観光地は賑わうが、地元民や従業員にはその恩恵が回ってこない、むしろ害になっている」 「価格設定が途方もなく上がっており、普通の日本人にはとても手の出ない水準になっている」 という報道・記事の類いである。 (⇒ 東洋経済オンライン 2025年5月4日記事:「リネン係がおらず、部屋を閉鎖…」「観光客は来るのに、従業員がいない…」《働く人の給料が安すぎる》のは、日本の観光業の大問題だ) しかし皆さん、とても不思議に思わないだろうか。 ニセコなどの著名な「インバウンド向け観光地・リゾ…