サンマの漁獲量が、2年連続で回復しています。 2024年の実績は、11月末時点で、3万8,681㌧と、前年同期比で61%増で、2023年通期の2万4,433㌧も58%上回っています。 サンマ漁は9~10月が最盛期で12月まで続きます。 漁獲量はこの十数年海水温の上昇による回遊場所の変化や資源量の減少などで減少傾向が続いていました。 昨年は5年ぶりに増えましたが、水産庁は2024年の漁獲量は低水準になると予想していました。 サンマの回遊ルートの北海道と三陸沖で海水温が高い状態が続いたため、寒流に乗ってきた群れが熱さで前進できずに滞留したためにその海域で、まとまった漁獲量がありました。 サンマは一…