キアヌ・リーヴスが赤穂浪士を演じる(この時点で意味が分かりませんが)「47RONIN」なる映画が作られているとか(くどいようですが意味が分かりません)。 記念して(?)これを。 「赤穂城断絶」(1978年/深作欣二監督) 忠臣蔵を“仁義なき実録路線”として再構築したいフカキンと、人生初の大石内蔵助役を“色物”にされてたまるかと粘るヨロキンの一大攻防戦。 まあ、萬屋錦之介の気持ちも分からんではないですが、ここは縦に横に揺らめくカメラで“高家吉良家家老、小林平八郎、慙死”というテロップが踊る実録路線を観たかったですねえ。 とは言え、深作らしさも随所に。 まずは冒頭。前後の諸事情かっ飛ばして、いきな…