起立性調節障害と診断された本人や保護者の方々は、先の見えない暗いトンネルの中で悩み、どうしたらいいのか、いつ治るのかと考える日々を送っているのではないでしょうか。かく言う私もそうでした。 診断と葛藤の日々 小学6年生の時に診断された当初、私は楽観的に考えていました。 「薬を飲めばよくなる」「そのうち学校に行けるようになる」と信じ、できることは何だってやってみました。 しかし、期待とは裏腹に、薬を飲んでも、処方を変更しても、病院を変えても、症状は改善せず、むしろ悪化していきました。 「どうしたらいいんだろう?」 「いつ治るんだろう?」 中学を卒業することはできるけど、高校に入って通えるのか、進級…