王薌齋先生は、次のように指摘した。「站樁の効用は、気血を通じさせ、肌肉を鍛錬し、神経を訓練し、潜在能力を発揮することにある」。 気血を通じさせることは、站樁の初歩的な効果である。全身を放松させ、気血の流れを良くすることによって、病を取り除いて健身を目指し、体質を調整する効果を達成する。体質が強くなることは、技撃を学ぶ基本条件である。 肌肉を鍛えることは、站樁の必然的な結果である。技撃の站樁をする際、両腕を環抱し、両脚を虚実に分けることは、いずれも負荷をかけることであり、自然と筋肉が鍛えられるため、長く練習することで肌肉も発達する。しかし、この種の鍛え方は放松の要求の下で行われ、松緊の変化に合わ…