この冬、車のルーフが白っぽくなってしまった。 家の屋根同様、ここも何度となく雪に覆われたため、はじめは水垢のようなものが付着したのだろうと考えていたが、先日、まだ路肩に残っている雪で軽く擦ってみても落ちず、よくよく見たところ塗装の剥げであることが判明した。 常日頃、高地の強烈な紫外線に晒されている上、冬には寒さと雪に傷めつけられて来たので無理もない。 視線を垂直に近く注ぐ部分ではないので、さほど目立たないと言えばそうなのだけれど、一旦気付いてしまうと結構気になるし、それより、状態がさらに悪化して万一雨漏りなどを来たすことになっては流石に困るため、何とかしようと思い立った。 もっとも、既に10年…