インスタの方で載せ切れなかった「満州事変:政策の形成過程」(著:緒方貞子)のメモなど。 以下、印象に残った箇所やメモなど。 39-42→原内閣当時の政党政治は意外なことに大衆不在の腐敗政治だった 47しかしながら、対外面における左右の主張にはかなり異なるものがあった。左翼が国家を超越した階級的連繫に現状を打破する行動源を求めたのに対し、右翼は国家的団結を重視した。国家主義者であった北や大川が国家権力の強化ならびに発展を主張したのは当然である。しかしながら社会主義者でもあった彼らは、資源に恵まれない日本を国際社会におけるプロレタリアと考え、日本の対外発展を国際社会における富の不均衡を是正する正当…