2021年産、飼料用米の作付面積が急増し、過去最大になりました。 主食用米が供給過剰で、値崩れするのを避けたい農林水産省が、助成金を使って転作を積極的に奨励した結果です。 2020年産比で、6割増の過去最大級の転作が進みました。 2021年産の飼料用米の作付面積は、11万6,000haで、2020年産比、4万5,000ha(63%)増えました。 推計で、飼料用米の収穫量は60万トンと、2020年産(38万トン)から大幅に増えると見られます。 2021年産で作付面積が大幅に増えたのは、前年に、6年ぶりの米価の大幅下落に危機感を持った農水省が強力に転作を促進したためです。 主食用米の2021年産の…