まかり通る 電力の鬼・松永安左エ門【電子書籍】[ 小島直記 ]価格: 1320 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 1875(明治8)年、長崎県壱岐の商家に生れた松永安左エ門は、福沢諭吉の教えに共鳴して慶應義塾の門をくぐる。途中病気や父の死などで向学心が衰えると、福沢の助言もあり、卒業証書を頼らない人生を歩む決意をする。まず日本銀行に就職するも、官僚的な組織に馴染めず1年で退社。諭吉の養子だった福沢桃介の知遇を得て、神戸や大阪で桃介の手足となって木材や石炭の卸業者を営むも、うまくいかず失敗ばかりで、生活も事に欠く日が続く。 1909年に九州で電気会社に関わることになり、それがきっかけで電力業界に…