有機農法の先駆者の星寛治さんが、昨年12月に88歳で亡くなりました。 1970年代、当時有機農法は前例がなく、試行錯誤の連続で、周りからも冷ややかな目で見られながらも食と農と環境の大切さのために信念を持って取り組み、有機農法を確立された苦労人でした。 そして、消費者である都市との交流を通して、食と農と環境保全の大切さを広く訴えてこられました。 氏の考えに共感した立教大学や早稲田大学など首都圏のたくさんの大学教授がゼミ生を連れて農業や農村での暮らしを体験し、食や農や生きることを学んだといいます。 また、氏は地元の町の教育長として長きにわたって、地域教育の発展に尽くされました。 さらには「農民詩人…