神戸市の平成20年の調査で北区の茅葺きは約750棟あるようで、全国でも有数の地域だそうです。 「耐火性が不安」「葺替え費用が高価」と言う理由で年々減っているようですが、一方で「代々伝わったものを後世に残したい」「茅葺が気に入っている」という声もあり、神戸市も「茅葺きを中心とした『まち・こころ』づくり」事業を推進しています。期待したいと思います。 淡河町のとなりの山田町には国の重要文化財「箱木千年家」が保存されています。室町時代の有力者の住宅だそうで、ダム建設により旧所在地が水没するため1977年に現在地に移築されています。現存する民家建造物の中では日本最古のものです。 箱木千年家(神戸市HPよ…