「本の雑誌」西村賢太追悼号の「北町貫多クロニクル」を見ながら、以前自分で作った時系列メモを修正する。手元にすべての本がないので、よく分からないところはそのままにする。 砂川文次「小隊」(文春文庫)を読了。三篇収録されているが、発表順に「市街戦」「戦場のレビヤタン」「小隊」の順番で読む。 確かな文章力に加えて、元自衛官の知識と経験から書き込まれる細部の詳細さが小説世界のリアリティーを高めていて、引き込まれるように読んだ。 最近のインタビューで今のウクライナ戦争についてこう語っていて共感した。 LGBTQとか気候変動とか、解決しなきゃいけない新しい問題もある訳ですが、それと別にもうすでに解決、ある…