⬛︎仁川気象観測所(*現在は赤レンガの倉庫・旧庁舎跡のみが残る) 朝鮮での気象観測は日本領事館(*釜山・仁川・元山・鎮南浦・平壌)で行われていたが、日露戦争(1904年)における軍事ならびに航路保護の目的から1904年(明治37)3月、中央気象台(*現在の気象庁)が臨時気象観測所を開設する。第三臨時観測所の仁川では4月6日から日本居留地の民家を借用し気象観測を開始し、翌年の1905年(明治38)1月1日に当地に新庁舎が完成し移転する 仁川気象観測所全景 ⬛︎仁川港穴門(虹霓門)(*現存する) 仁川港に隣接する日本人租界を拡張をするため南北を塞いでいた応峰山に作ったトンネル。設計施工は鉄道敷設を…