「名古屋芸術大学日本画コース選抜展」。 同一タイトルは今回が四回目。 学士の一~四年のみならず、院生に加え助手まで計三十七名の作品が所狭しと並ぶ。 が、一番度肝を抜かれたのは『熊﨑敦士』の〔金鯱鐓鏐釟十一鐶図〕。 各2m四方に大きく描かれた魚虎が一対、向かい合って並んでいる。 名古屋と言えばこれだよねぇ、との地域的な繋がりには納得。 迫力に加え、面立ちはなんともユーモラス。 それ以外にも、総じて好ましい作品が多く、なるほど「選抜」だけのことはあると納得。 相応の時間を費やし鑑賞する。 会期は~4月13日(日)まで。 最終日にはトークイベントも開催されるよう。