単なる「卒業制作展」ではなく、「選抜」の文字が付され副題には「Recommend展 2025」とも書かれている。 計十四名の作品それぞれに付されているは本人による制作意図と指導教員(?)による推薦の弁。 中でもとってもお馬鹿さんなのは『一入彩月』の〔異常と過剰〕。 子供の頃からの夢、例えば「プリンの風呂に入ってみたい」を実践した瞬間をおさめる。 バスタブの上一面にはプリンが浮かび、本人は入浴しながらスプーンで掬って食べている。 これは至福なのか(笑)。 『リャン エイメイ』の〔旗、変われど〕は現在の中国東北部にスポットを当てたもの。 中国~ロシア~日本(満州)~中国と、支配する国は違っても、そ…