ここは狛江駅から少し離れたところです。 目の前にある道路案内には「品川道」とありました。 では、なんで狛江市で品川道なのか。 それは、むかーし昔、この道を歩いて、府中から品川まで行ったので「品川道」なんですね。 そして資料によれば、すぐ脇にある信号あたりには造り酒屋さんがありました。 帰り道を急ぐ筏乗りたちは、この店でちょっと一杯ひっかけていったそうです。 というのも、多摩川の筏流しは田に水を引かない、晩秋から春まででした。 冬の木枯らしか吹くなかの帰り道なら、当然の一杯ですね。 造り酒屋さんがあった信号の前には、小さな公園があります。 その公園の端っこに、なにやらロボットのようなものがありま…